「みそ作り」は4歳児ちきゅう組と3歳児うみ組が担当。
ちきゅう組が、夏に園庭の畑に大豆の種をまき、「小さな薄い紫の花が咲いた」「枝豆になった」と大切に育て11月にやっと収穫。乾燥させ、豆を取り出し、虫に食べられたものをより分ける作業もしました。無農薬で化学肥料もなしの有機栽培で1,3キロ収穫は立派!
まずは身支度。4歳児が3歳児を手伝いに来ました。
「職員室から良いにおいがするよ」豆を炊いている様子を興味深く見守りました。
柔らかくなった豆を袋の上からつぶしています。一度にたくさんの豆が煮えないから待っている子どももいます。
「ほら、豆がつぶれたよ」
つぶした豆に、米麴と塩を混ぜ込みました。
容器に詰め込み、ガーゼと酒のかすを上に敷いて完了。「おいしいみそになあれ」とみんなで声をかけ、あとは秋までのお楽しみです。去年のみそは給食で食べていますがひと味違うおいしさです。
切り干し大根作りは5歳児たいよう組が担当。まずは大根の収穫から。雪にも負けず子どもたちの手にぴったりサイズの大根ができました。
2歳児ちゅうりっぷ組も応援してくれました。
「大根洗いをしたら手がじんじんになったよ」冷たくても頑張りました。
手を真っ赤にして大根洗いが終わってからは、じんじんに冷たかった手をバケツ温泉で温めました。「赤い手が白くなった」と大発見。
皮むきは簡単。でも油断しないでね。
先生が切ってくれた大根の端に一つだけ、割りばしで穴をあけました。
いよいよ包丁で慎重に切れ目を入れます。
イカの形に切れました。だからイカ干しとも言います。
穴にひもを通して結ぶ作業中。集中して取り組み、指先を使う作業です。
はい。この通りイカ干し完成。
昨夜の寒さで今朝はこんなに良い感じになりました。いつ食べられるか楽しみです。
これは何をしているのでしょうか。
たいよう組が昨日使った大根のしっぽの切れ端と、向いた皮を活用してスタンプ政策をしました。
大根の皮と尻尾から、素晴らしい芸術作品が誕生しました。ちなみに青々した葉っぱは昨日給食で「菜飯」にしていただき食べました。今日は味噌汁に入っていました。究極のものを大切にする環境教育エコ生活を実践しています。
種から野菜を栽培し,生長を見守り観察し伝統食を学び、クッキングで、指先を使い脳を刺激するなど沢山の学びがあり、五感もフル回転の良い体験でした。